【三重県】ちょっと自転車で伊賀市に行ってきた
パーツ交換の話
今回のライドから、SHIMANO製のSPDペダルを導入。交換の主な理由はキャンディ2のクリートが削れ過ぎたこと、固定力に若干の不満があったことです。(シマノは固定力を調整できる)
またステムを100mmから80mmへ。
もともとフレームサイズが私には大きく、ある程度の距離を走っていると次第にハンドルが遠く感じるようになり、肩が痛くなるという現象が起きていました。ハンドルを上げたり下げたりと、手当たり次第に試してみたものの効果はほとんど得られず。最終手段として、ハンドル・ステム交換に踏み切ったというわけです。
納車時と交換後の状態を比較してみると、
- ハンドル幅:420→400
- ハンドルリーチ:90→75
- ステム:100→80
と全体的にだいぶコンパクトになりました。
こうして見ると、最初の方はこれでよく乗れていたなという印象。痛みが出るのも納得です。
というわけで、今回のライドはこれらのテストライドも兼ねています。
伊賀忍者の里へ
昨今の情勢や私の懐事情的に、あまり遠くへは行けない状況が続いています。
幸い、今の場所に引っ越してきてからまだあまり経っておらず、まだまだ知らない場所や行ったことのない場所が多いので、今後も散策を兼ねて近場をポタリングすることが多くなると思います。
伊賀は古来より飛鳥や奈良、京都などの都に隣接する地域で、京都や奈良を結ぶ奈良街道、伊賀街道もあり交通の要所として交通の要所として栄えてきた町です。
木津川CRの終点である泉大橋をスタートし、「大和街道」と呼ばれる国道163号をパスし伊賀へと向かいます。距離はおよそ40km。
2時間もあれば着く計算です。
速いローディのお兄さんに何度か抜かれながらもマイペースに走っているうちに良さげな道の駅が出てきたので少し休憩。
この日はグローブをすると暑いと感じるくらい温かく、少しづつ春が近づいてきているなと思ってみたり。
そうこうしているうちにお昼になってしまったので、コンビニでお昼ご飯を食べます。ゆるキャン△オタク御用達のカレーめん。今回ゆるキャン全然関係ないけど。
本来ならその地域ならではのものを食べたほうが楽しいのだろうけれど、時間やお金のことを考えるとコンビニでちゃちゃっと済ませるのも大いにアリだと思います。
このあたりのことは人によって楽しみ方も違うので面白い。
伊賀上野城へ
ご飯を食べ終え、10㎞ほど進むと伊賀に到着。
中心部を散策しつつ伊賀上野城へ向かいます。
伊賀上野城を散策。
この城は、天正13年(1585)に筒井定次によって改修を受け、慶長16年(1611)に徳川家康の命を負って藤堂高虎が拡張したものの、大坂の陣により家康に対立していた豊臣氏が滅んだため築城が中止され、本丸・二ノ丸などの主要部分は城代屋敷を除いて未完成のまま江戸時代を過ごしたそう。
伊賀上野城の立派な石垣の高さは根石より天端まで29.7mにも及ぶそうです。これだけ高いと攻めるのも大変ですね。
伊賀郊外を走る
伊賀中心部を少し抜けるとすぐに田園風景が見えてきます。
この景色は夏に見たらもっとすごいんだろうなと思いながら、田園地帯を行ったり来たり。
平均速度とか、何キロ巡行~とかは一切考えずに田んぼ道をマイペースに走るのが最高すぎる。
その後も田園地帯を走っていると、なにやら私の性癖に刺さる駅を発見。
駅員さんもいなければ自動改札もない。Suicaなどの交通系ICカードも使えない。
無人駅の静かな雰囲気や、アナログな感じがすごく好き。
田園風景を堪能した後は、伊賀市街へ再度戻ります。
仮に大した距離ではない、片道だけだとしても、鉄道を利用することで旅している感が強まって、一日の満足度が一気に上がるから今後も積極的に取り入れていきたい。
おわりに
今回は初めて三重県をポタリングしてきましたが、非常に楽しかったです。
今度は田植えが終わる頃にまたお邪魔したいと思います。
そういえば、肩も痛くならなかった。やったね。