【愛知県】知多の海が素晴らしかったので紹介してみる
海と空の綺麗な青が見たい。これは普段緑に囲まれて生活をしている海なし県民の性みたいなものだと思う。
とはいえ、諸々の事情でもうしばらくは行けそうにもないので、この機会に過去の島旅を振り返ろうと思います。
というわけで今回は、愛知県に位置する知多半島に行ってきたときの話。
知多を目指す
巷ではチタイチと言って知多半島をぐるっと回る走り方が定番のようですが、そうすると行程に無駄が出てしまうので今回は無視。
半田市の方は交通量が多くて危険且つ景色も楽しめなさそうだったので、河和線の終着駅である河和駅まで輪行してそこから海沿いの国道を走ることだけを決めて家を出ました。
自宅の最寄り駅に着いた時点では晴れ。
このまま崩れないでくれよと思いながら乗車します。というのも、この日の天気予報は晴れ時々曇りで、青い景色を見に行こうとしているのに曇ってしまったら意味がなくなってしまうからです。
そうこうしているうちに河和駅に到着。平日なだけあってあまり人はいません。
パパっと輪行解除して河和発知多ツーリングスタートです。
スタートから数百メートル。
ふおおおおっ!!
海だぁーーっ!!
と なりそうになるのをぐっとコラえて...(しまりん風)
心配してた天気もしっかりと晴れ、開始早々お目当て景色を拝むことができました。
海沿いの道をただひたすら進みます。このR247は、南へ行けば行くほど交通量が少なくなり、とにかく快適です。
そして何よりこの景色。
田んぼと海の組み合わせもなかなか乙なもの。こういう景色に出会う度、良い景色に出逢ったら迷わず足を止める。そういった自転車の乗り方がやはり自分には合っているなと感じます。
こういう道がひたすら続く。感無量です。
日間賀島へ
あっという間に知多半島の最南端の師崎まで来てしまいました。
あと半分で終わるのはあまりにも味気ないというか...もっと海を堪能したい!
調べてみると、近くには二つの離島があるとのこと。
ちょうど今いる師崎の港から、日間賀島と篠島のどちらもフェリーで気軽に行くことができます。
篠島は中学生の頃に一度、学校の宿泊研修で訪れたことがあるので今回は日間賀島をチョイス。
自転車をそのまま持ち込めるカーフェリーは片道1300円程度。およそ20分の短い船旅を楽しみます。
ちなみに高速船には島めぐり料金なるものがあり、篠島・日間賀島の両方に行く際はこちらを利用するとお得(高速船は輪行して手荷物として持ち込む必要があります)
いよいよ乗船。ワクワクします。
船に乗り込むと、乗組員の方に「ここに自転車を置いていいよ」と言われ甲板に向かう階段の下に自転車を置けます。
客室へ行くと、平日ということもあって乗客は私含め3人。出港まで少し待ちます。
フェリーから見るこの光景が好きすぎる。
20分という限られた時間の中、写真を撮ったり景色を眺めたりと、可能な限り満喫します。中の涼しい客席も快適なんだろうけど、私は外で海を感じている方が好き。
あっという間に日間賀島に到着。いきなりタコが出迎えてくれます。
日間賀島は一周約5.5kmの非常に小さな島で、自転車ならあっという間に一周できてしまいます。
ロードバイクよりも小回りの利くミニベロで散策するほうが楽しいかも。
ただ一周するだけでは面白みに欠けるので、特に目的地を決めるでもなく行ったり来たり。
本当は、海の幸をふんだんに使った美味しいご当地グルメを食べたかったのですが、訪れた時間が悪くどこもかしこもランチメニューは終了済み...
まあこうして思い通りにいかないのも旅場があっていいな~と割り切りまたサドルに跨ります。
トマトジュースで補給。
帰りのフェリーの時間が来たので港まで戻り乗船。
日間賀島に別れを告げ、『しまゆり』で知多半島まで戻ります。今回は時間の都合上日間賀島しか行けませんでしたが、次に来るときは篠島も巡れるといいな。
再び師崎港へ着いたら、あとは少し北上して駅へ向かうだけ。
短い旅の終わり。
おわりに
海の青い景色を拝むことができて感無量です。自転車旅×船旅の相性の良さも再確認できたし。