【奈良県】ちょっと自転車で明日香村を走ってきた
朝、目を覚ましてカーテンを開けてみると、そこには雲一つない快晴が。
天気予報を見ると、昼間は大体気温5度くらい。「少し寒いけど行けるな」と思い家を出ました。のちに大変な思いをするとも知らずに...
奈良県を走る
今回は奈良県を自転車で走ってきました。
イメージとしては、明日香村をゴールに設定し復路は自宅付近まで輪行するという、いつも通りの甘ったれたプランです。
ルートとしては、奈良県の比較に位置する天理市、宇陀市、桜井市を国道369号線に沿って南下するというルート。
午前8時、いつも通りの装備で出発。
大学生以外は基本的に通勤・通学の時間。すれ違う高校生にチラ見されながらもペダルを回し続けます。
奈良市を少し外れた途端、すぐに人影が無くなりました。
スタートからおよそ20km進んだあたりから次々と村が出てきます。
余談ですが、先日から『ひぐらしのなく頃に』を見始めたのですが、辺鄙な村がどうしても雛見沢っぽく見えてしまい、このあたりから少し怖くなりました...
辺鄙な村一帯を抜け、ようやく交通量のある道へ戻ってみるとなにやら気になる標識が。
気になって調べてみると、
奈良県では、平成22年12月に「奈良県自転車利用促進計画」を策定し、自転車を活用した観光振興や地域活性化に取り組んでいます。
その取組の一環として2011年度に、ならクルのサイクリングマップを作成しました。(公式サイトより)
とのこと。ふむふむ。
なんでも、約600kmにも及ぶ合計31ものルートがあるそう。
奈良県ってこんなにも自転車事業に力を入れていたんですね。
その後何かあるわけでもなく突き進み、天理市に突入すると何やら異変が。
「なんかめちゃめちゃ寒いんですけど。」
あまりの寒さにたまたま見つけたコンビニエンスストアへ迷わず入る。すかさずコーヒーを買い、温まりながら天気予報アプリを見る。すると、
「気温マイナス2度、風速8m/s」
通りで寒いわけだ。
しばらくコンビニで暖をとって、ライド再開。
その後、エスケープすることばかり考えながらで走り続けていると、立派な棚田が目に入ってきました。
以前、岐阜県で棚田巡りライドをしたのは夏だったのですが、冬の棚田の風景もなかなかに良いものですね。
ようやくゴールが見えてきました。談山神社までの約6km、600mアップのヒルクライムさえ終われば後は明日香村までダウンヒルをするだけです。
談山神社周辺を散策。例のウイルスの影響なのか、お店はすべてシャッターが閉まっていました。
ここで売っているお餅を食べたかったのですが、こればかりはどうすることもできないので断念。
また、しばらくした頃に再訪門したいと思います。談山神社から見る紅葉も良いらしいので見てみたいですね。
明日香村へ
さあ、いよいよ明日香村へ向かってダウンヒル開始。
気を抜いたら盛大に落車してしまいそうな横風と、まるで素手で雪合戦した後のように冷え切った手先と格闘しながら一気に下っていきます。
!!!!!!!!!!
これぞ日本の原風景。
明日香村、めちゃめちゃ良い棚田が多い。
この稲渕の棚田は、日本の棚田百選にも選ばれている有名な棚田。平安時代から室町時代にかけて開墾され、約300枚もの水田と畑により形成されているそう。
棚田の風景を堪能した後はもう、少し下って駅へと向かうだけ。
駅に向かう道のりにも素晴らしい風景が広がっていて奈良県のポテンシャルの高さを見せつけられました...
駅に着いたらサクッと輪行して帰宅。
おわりに
今回は明日香村をポタリングしてきました。
天候と私の走力は残念でしたが、日本の原風景を堪能できたので良しとしましょう。
また改めて訪れたいと思える場所でした。